羽ばたく瞬間を信じて
短かったと言えば短いけど、長かった3ヶ月。
「Ⅸ Guys」という完全態に復活したSnow Man
デビューした1月は無敵だと思った。絶対的な強さを確信したし、売れるとも思った。
実際、数字が跳ね上がった。
ただ、3月にその足は止まることになった。
正直、悔しかった。結構な期間で事務所を見てきたから、そのことを否定はできないけど、それ以上のことなんて覚えてるだけでも沢山振り返ることができた。だけど、それらは処罰されず、今回は処罰が降った。そのことが悔しかった。
彼の行為を庇う気はない。だって起こしてしまったことだから。しっかりしてくれよ。何度、その言葉が頭を過ぎったか数えきれない。
だけど、彼らは足を止めなかった。現状で出来る限りの最高点を維持しながら、エンターテイメントを提供し続けてくれた。そんな姿に「辛い」という言葉を漏らした数も数えきれない。
そんな中、私は夢を見た。Aメロのソロパートという、幻のような夢。
ありえないと思いながらも、その夢はとても甘く、甘い分、毒が多かった。それを見るたびに「きっとこれは彼のソロじゃない」と虚無感に襲われる。そんな毒。
そんな中、ラジオから流れて来た曲に彼の声は聞こえなかった。
分かってた。彼がソロパートを獲得できないことも、それが、彼のフォローだってことも。だから、悔しかった。実力で長いソロを勝ち取って欲しかった。「なんでも出来る」が売りの彼の実力を知っているからこそ、早くソロを勝ち取って欲しかった。
苦しさを味わった春から梅雨が明けず、今日を迎えた。
楽しみにしてた。完全の形に期待していた。でも、同時に今までで1番苦しいことも覚悟していた。
Twitterでは「泣いた」とか「やっぱり9人」っていう言葉を多く見た。だけど、そう思えなかった。自分の性格が悪いのか疑ってしまう。でも、あえて言わせて欲しい。痩せてしまったこともあるけど、何、縮こまってんだよ。早く、私の知ってる迫力のあるパフォーマンスを見せてよ。あの迫力で魅了させてよ。
足りないと思ったからさらに悔しかった。早く、完全で、最高到達点にたどり着いて欲しい。嫌なオタクでごめんね。
早く、ソロパート勝ち取ろうね。信じてます。