来年の今頃、どんな景色見つめてる

1年前の今日。2019年8月8日。

 

SixTONESSnow Manのデビュー発表があった。

 

1年前の私は「まだデビューしないで欲しい」「なんで今デビューなの」「嬉しいことのはずなのに、全然喜べない」と完全にデビュー否定派の人間だった。

 

喜んだのは「グループ解体がなかった」こと。本当にこの1つだけだった。

 

 まだサマパラ後半も現場として残っていたから、どんな感情で入ればいいのか本当に悩んでいた。

 

今、デビューについてどう思うかと聞かれたらまだどこかに不安があるのもあって「デビューしてくれて本当に嬉しい」とは言えないと思う。贅沢なやつだなって言われそう。実際、あのコンサートの後は他G担の友達と会うのも怖かった。どんな顔をすればいいのかわからなかった。

 

SixTONESとの同時デビューについても怖かった。1年前のストは今もだけど、本当に「孤高」という言葉が似合っていて、長年一緒にやってきたけれど、比べられたら飲み込まれると思っていた。デビューは「数字を示さなければいけない戦場に行くこと」と同義語。だからこそ、勝つためにももう少し、9人としての方向性とまとまりを模索するべきだと思っていた。

 

だけど、発表した。裏でいろいろ言われてたのも知っている。悔しいと思う部分もあった。見るのが辛くなって、ミュートしたタグもめちゃめちゃな数ある。このまま、どんだけ曲が、パフォーマンスが良くても、彼らの責任はない可能性が高いのに応援されないのかなっていう不安で泣いてた期間もめちゃめちゃあった。ストのヲタクと話すことも怖くなった。

 

周りを窺うのではなく、担当をグループを信じるべきと思っていても行動に移らないことが多くなった。

 

この感情になったのは2回目。ここからさらに1年前。前の担当と、そのグループがやめた時。その時に精一杯、担当と目の前のことを信じようと決めたのに。

 

そんなことで自己嫌悪に陥っていた時に「D.D.」の初披露があった。あの時のパフォーマンスが全てを吹っ飛ばしてくれたと言っても過言ではないくらいにかっこよかった。だから、デビューを肯定的に捉えられるようになったのは11月とかだと思う。

 

そこからさらに半年の今。気づかないうちに新規ファンの獲得が多くなり、コンサートのチケットは取れず、表紙を飾れば予約のサーバーが落ちるのは当たり前、何かあれば即トレンド入りという勢いになってしまった。願っていたはずの光景がこんなにもすぐにきてしまったことに対して、恐怖がある。いつまで続くのかな。そんな怖さがある。

 

とりあえず発表から1年。昨年とは全然違う景色が広がっていた。変わったけど、見つけてね。見つけて欲しいなって思います。

 

これからもずっと。この9人で走り続けてください。

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